パキスタン
2023年2月13日~3月7日
レコーディングの前後にティプの家でご馳走になるのが日常に。
おかげで外でお金を払って飯を食うことはペシャワールではほとんど無かった。
そして結局最期までティプの奥さんと会うことは無かった。
パキスタンではよっぽどの仲、親戚レベルでないと妻に会わせることは無いようで、
エジプトやトルコなど他のイスラム系の国より、そこは厳格なようだ。
無駄な恋沙汰を避けるのが主な意図だと思う。
奥さんとはどうやって出会ったの?みたいな話をお互いにしてる時、
彼らはいわゆるイスラムのお見合い的なもので結婚して、決してすごい美人では無いけど、
料理もすごく上手いし、いい奥さんだ、みたいなことを話していて、
その後ろで台所の方から女たちのキャッキャ言ってる笑声が聞こえ、
親戚たちの子供がみんなで二十人近く仲良く支え合ってるその雰囲気から、これもこれで良いなと思った。
僕らが住む現代社会、いわゆる西欧社会には誘惑が多過ぎる。
男女問わず、幼少の時からその無駄な誘惑とどう付き合っていくかは、かなり重要な課題になってると親になって、より思う。
核社会化して家族の繋がりも希薄になり、子宝という最も重要な存在を家族みんなで大事に育てていく、
みたいなことはよっぽど経済的余裕がない限り、難しいのが現状だ。
8割方が共稼ぎにならざるを得ず、保育園や公立の学校に行かせざるを得ない状況で、
『教育』に労力と時間をかけれる人は少ない。
政府がまともだったらいいのだが、残念ながらロクでもない輩がほとんどで、
世界や国に誠意を持って接してる、『大義』のある政治状況では決してないのは明らかだ。
自分はこの『不義理』な世界に怒りを悲しみを幼少から持っていた。
だからこそ、このイスラム社会主義という特殊な政治設定に共感も持つ。
これが最高の形態、答えだという確信は無いが
ただ自分の住む世界と違う世界との対比から教訓が得られるのは間違いない。
今現状の日本も含めた資本主義社会、つまり金融財閥に乗っ取られた政治経済状況=軍事状況では
言わずもがな、持つものと持たざる者の格差は広がる一方で、
今後、この社会状況から『まともな』生活を勝ち取るのは至難の業に益々なっていくことだろう。
イスラム系の国々にも貧困は確実にある。
しかし、ある意味、社会主義が捨て去った『宗教』を大事にするオリジナル共産主義であるイスラムは、
人道的な意味でも『筋』が通っている、と自分は思っている。
いずれにしても、対比の中に真実はあるのかもしれない。
そんなこんなで本日も録音。
今日は先日ティプの家に来て演奏してくれた人たちが自分のホテルまで来てくれ、
レコーディングすることになった。
想定して少し大きめの部屋を取っておいて良かった。
昨日のレコーディング現場も部室みたいな状況で、関係者がやたら覗きに来て、
お構い無しにお喋りをしたりするのを制する手間が多過ぎた笑
そういう状況ももはや慣れたもんだし、
現行のヒップホップのレコーディングでも取り巻きがガヤガヤすることで煽られ、士気が上がる部分もある笑
でもクオリティーを優先した場合、こういうプライベートな静かな環境は重要だと改めて再確認笑。
彼らの都合もあり、録音時間はだいぶ深い夜21時くらいから始まった。
彼らも旅芸人としてパキスタンだけに限らず、先述したドバイや中東にもしょっちゅう演奏しに行くらしい。
ともかく、先日のタブラ演奏者とは違う人だが、なかなか良い!
https://youtube.com/shorts/JwfSLzC-6Ek?feature=share
肌の色と比例するのか、音が濃い、というか力強いというか、
https://youtube.com/shorts/WUHGuAYko-M?feature=share
タブラのイメージにある『小手先』感が無く、もっと大地を感じる、まさに『土の音』がする。
https://youtube.com/shorts/bbFRdem1YDc?feature=share
この演奏者ワヒードの音は
WINDでも。
https://crosspointproception.bandcamp.com/track/wind-24bit-48khz
そしてリーダーのアマナットは楽器を一通り演奏できるのだが、
やはりアフガンルバーブを弾いてもらう。
https://youtube.com/shorts/BGRPwZTJiPs?feature=share
昨日のオマールより、良くも悪くも丁寧でジェントル、繊細なイメージ。
もっと洗練されてるとも言える。
同じ楽器でも演奏者で全く世界観が変わるのが音楽の面白いところ。
NEW ASIA
https://crosspointproception.bandcamp.com/track/new-asia-24bit-48khz
NEUTRAL PLACE
https://crosspointproception.bandcamp.com/track/neutral-place-24bit-48khz
下記写真の一番左の確か21歳くらいの青年にも笛を吹いてもらった。
https://crosspointproception.bandcamp.com/track/chain-24bit-48khz
ティプの咳が酷くて大変だったが、どうにか録音完了!
夜中の1時近くになったので、ティプは自分のホテルに泊まっていく。
着替えの服を貸してあげたり、なんだか我々の同胞感は確実に増している笑。
朝起きてからバイクでティプと彼の家の方に向かう。
今日も一昨日録音したオマールと再び録音、とのこと。
本当に毎日ティプにはフルで付き合ってもらっている。
途中朝の市場も案内してくれた。
こういう日常の風景の中に、『違うもの』と『変わらないもの』を感じる。
かつての築地にも江戸から続く庶民の『営み』が感じられた。
その『生臭さ』にまさに『生』を感じる。
人間は血と汗と涙で生きている。
最近我が国も、どんどん無菌化された世界にされそうになっているが、
こういう生々しい『生』を感じれるのもイスラム社会の魅力だ。
そして、どこにでも政治、経済、思想の対立は起きる。
ティプも当然、成人男子として政治に対しての造詣は深く、
現在のパキスタン、特にペシャワールの現状をざっくり説明してくれた。
やはり『イスラム社会主義国』であるパキスタンでは『イスラム』はまず根幹にあった上で、
政治家達がしのぎを削る。
つまり、どんな解釈でイスラム的な良い世界を作っていくかの未来に対するヴィジョンの熾烈な争いになる。
どんな場所にも悪いやつ、つまり私利私欲しか考えない輩はいるもので、
ティプ曰く、利権の問題は大きいという。
ともかくティプ一家の健康と繁栄を望むだけだ。
ひとまずティプの家に着く前に、友人の酪農家のところに行って搾りたての牛乳を飲ませる、と連れて行かれた。
https://youtube.com/shorts/aly4mgOOxWw?feature=share
https://youtube.com/shorts/0l1asb62Q7c?feature=share
こういう場所は初めてではなかったが、酪農家の家主もとてもいい人で、10分くらいだが、メロウな時を過ごさせてもらった。
何気ない、特に生産的とはいえない時間に、豊かな時を感じるものだ。
そして改めてティプ邸に向かう。
https://youtube.com/shorts/dxxYbSSXCPM?feature=share
道路もボコボコだ。
どうなってるんだよ、政府?
という感情も湧くが、日本のように土建屋の『既得利権』のために毎年、年度末調整とかいう言葉で、
全く工事しなくていい、道路をわざわざ工事してる光景を見るし、無駄に綺麗になって、こんなことに税金使う余裕があるなら、
石川や、未だ被害を被ってる福島などに金をまわせよ!と思う。
『安全』が偽善的な感じが日本はする。
もっと『生きる』ことに生々しさが欲しい。
ここにはそれがある。
『リアル』
そして到着。
相変わらず最高。
スパイシーでありながらもスイート。
絶妙。
美味しかった~
そして食ったら早々にレコーディングに向かう。
そういえば
『君のためなら千回でも』という映画をパキスタンに来る前に見た。
家の近所にあったTSUTAYAが潰れるので、慌てて借りまくって見たうちのひとつだったのだが、
とてもインパクトのある、壮絶で、いい話だった。
https://eiga.com/movie/53153/video/
是非観てもらいたい作品なのだが、概要を説明すると、
ソ連のアフガニスタン侵攻から翻弄される人たちの壮絶な体験のなかに世代を超えた友情があった、というもので、
歴史、社会情勢を垣間見るのも重要だが、
原題は『The Kite Runner』
つまり『凧』がテーマになる。
自分たちにも『凧』はとても馴染みのあるもので、
小さい頃はやったものだ。
そんな『凧』がアフガニスタンでもとても人気があり、
とんでもなくレベルの高い競技になっていたのも知らなかった。
この映画ではその「凧』の競技でペアを組んだ二人の男の子達の、
その息子達まで引き継がれた魂の交感がテーマになっている。
そこにはアフガニスタン内での大きな部族5つのうちのハザール人とパシュトゥン人の部族間の
部族差別、貧困格差、同性間の性的虐待の問題なども含まれ、決して美談だけではない。
ともかく観たばかりの映画の中にあった『凧』や、その『光景』をアフガニスタンのすぐ隣の街、
パシュトゥン人の街、ペシャワールで実際に見た時は、嬉しくて思わず歓声をあげてしまった!
https://www.youtube.com/shorts/HQQyUlSuScU
ティプにその話をしたら、ここでもとてもポピュラーな事で、みんな子供の時はやっていた、と言っていた。
https://www.youtube.com/shorts/UVGUQuPRJCA
映画の舞台は1960-70年の世界だが、
あまり変わっていないように見えた(現地の人にはどう見えるのか分からないが)。
日本では凧を上げる少年たちを見ることは皆無に等しく、
小学生でも携帯やゲームをそれぞれ持って、並んでそれぞれが没入してる、という光景を見ることが多い。
ともかく!
先日も訪れたミュージシャンの楽屋施設?に到着。
そこにいた行商の人が珍しいお菓子を食べさせてくれたり、
ゆっくりと始まる。
先日も素晴らしい演奏してくれたオマールのソロ演奏も録音する。
https://youtube.com/shorts/mHJ1siWW5QY?feature=share
これはこれで良かったのだが、アルバムなどには入れなかった。
アフガンルバーブ奏者のオマールよりは英語が少しわかり、クラブミュージックというか、現代的な打ち込みの音にも少しは精通し、
スモーカーのアミールも小遣い稼ぎも含め(笑)、録音したがっていたので、この壺系のパーカッションを叩いてもらう。
https://youtube.com/shorts/AQBNVqeWDKY?feature=share
2003年のキューバでのレコーディングでも、この手のと言ってはなんだが、
演奏者、表現者としては凄みにかけるが、キャラクター的にムードメイカーとしてミュージシャンの中で重要な存在がいて、
そういう人物が、目玉ミュージシャンのナビゲートをしてくれる。
多くの、世界中のミュージシャンはざっくり分けると、商業的な人がほとんどで、
自己の内面、さらにもっと奥にある、精神性や感情を紡ぎ出し、唯一無二の表現をできる人は少ないと思う。
またそれができる人は、大抵は変人で笑、気難しく、捉え所がない人が多い。
要は現実的では無いのだ。
民族楽器、伝統楽器の演奏者、特に老人の演奏者は宗教的な鍛錬により、自己のコントロールが出来るようになり、
変人でも現実に生きれる人が多い印象だ。
若く天才的な演奏をできる人物でも、現実社会と折り合いをつけないと、どんな世界でも生きていけない。
途中で何回も停電になり、電気が来ないので録音できず、お茶を飲んで、英語を話せる人がほとんどいないので、
ティプが少し仕事でその場を抜けると会話も大して出来ず、お互いモジモジしてしまう時間が多かった。
なおかつ1日五回あるイスラムのお祈りが午前中から夜までの間に三回あり、
モスクから鳴らされるお祈りの集合号令的なアザーンの聞こえてる時は、演奏はしてはいけない、という強力なルールがあるので、
それでも録音は度々中断。。
そんな中、オマールから音楽理論的なこと?を教わったり、ある意味無駄な時間をたくさん共有することで親睦は深まったかもしれない。
彼はこの録音が初めての打ち込みとの演奏であり、録音そのものも初めてだったらしい!
初体験が自分だったのはどうなのか不明だが笑、
これほどの演奏力があっても、先述したCOKE STUDIOのテレビで演奏する者たちには及びもつかず、
ましてや彼のようなアフガニスタンから祖父がソ連の侵攻により、
ペシャワールのようなパキスタンでも田舎に入るであろう街に避難してきた、
音楽教育的にも恵まれていない者では商業的、産業的な音楽活動は難しいのだろう。
でも、キューバで2003年に出会った時はまだ英語もろくに出来なかったエウディスという素晴らしいミュージシャンは、
2013年同じくキューバ、グアンタナモで再会して録音した時には、キューバ自体も開放的な政治状況になり、仲間達とやり始めたデジタルクンビアバンドが少し当たり、
ヨーロッパにも遠征演奏するようになったらしく、流暢とはいえないが、全然会話可能なレベルの英語ができるようになっていた。
そういえば、彼も自分が最初の打ち込みとの録音だった。
余談ではあるが、このオマールから帰国後も度々WatsAPPでメールがあり、
お金を送金してくれないか、と割としつこくせがまれた。
どうしたものかと、ティプにまたメールで相談したら、彼らは金とビザが欲しいから、色々言ってきても絶対送金するな、と言われた。
この手の話も度々ある。
自分が訪れるのはいわゆる第三世界と言われることになり、要は西欧社会より、明らかに経済的には貧しい。
貧しさから抜け出すために、女は外国人と接触を持ち、どうにか国外脱出も試みようとする。
それは男もだ。
ジゴロの様に何人かの外国人女性と付き合い、その中でいけそうな人物を選び、ビザ目的で結婚する。
キューバでもアフリカでもフィリピンでも。。。
ミュージシャンといえども、所詮芸人のような、多くは日銭で生き抜いてるわけで、いわゆる自分たちの住む日本でも
音楽だけで食えるのはレア中のレアだ。
それにしてもしつこいので、、苦笑、
改めて帰国後パキスタンの男性の平均年収をネットで調べたら、、
年収6万だった。。
衝撃だった。
その同じ時期アルバム『FRAGMENTS』のミックスを前々作『COUNTERPOINT』でもミックスは半分やってくれたNY在住のエンジニアの友達、
YASに今回もお願いしたいと相談していたのだが、ご存知の通り、日本の円が大層弱くなり、前回彼に払ったギャラでは難しいと言われた。
一例として彼が言ってたのは今ニューヨークではサンドイッチが30$する、と言われた。
同じ星で、かたや年収60,000円の国があり、かたやサンドイッチが4,000円の国がある。
今、日本はその下降線に向かってる様だが、何なんだ、この世界は、、
ただ生まれた場所で、その格差が出来てしまう。
カルマだとか目に見えないことは置いておいて、現実的にインドだけに限らずカースト制の様なものはどの国でも存在する。
社会主義と言われ、共産主義、人民は平等である、というテーマでやってる数少ない国であるキューバやベトナムでも確実に存在する。
例えば軍や政治関係者には明らかな優遇があり、そこから生まれた穀潰しというか、ドラ息子などの話もよく聞く。
神の下では皆平等、と謳うイスラム社会でもご存知アラブの石油王達の息子達はやりたい放題で、むしろ酷い、と昔からヨーロッパでも聴いていた。
例えばイビザの様な島を貸切にして乱痴気騒ぎをしたり、、
この世界は歪んでいる。
金という存在で。
人の価値も経済的なもので見る人は増える一方で、経済的敗者は全てクズのように扱われる。
この問題はアルバム『FRAGMENTS』では大きな課題になった。
ある意味絶望的な状況から、希望を見出さなければいけない。
音楽は現状や過去の状況、感情を語るものでもあり、それと同時に今を生きる人々、
その声を聞く人に、聴くという時間を払う価値の対価を与えないとまさに意味はない。
それはつまり、『未来に対する賛歌』であるべき、ということだと思った。
今、これを執筆(キーボードだが笑)してるこの瞬間聴いてる音楽は、決して再生数も大して無いし、
日本では99%知られていない。
でも、これを聞くことで、言葉にならない感情を揺さぶられる人は何億人もいるだろう。
これは友人からCDで教えてもらったクルド系トルコ人の演奏だ。
自分は2012年にトルコの東の果て、ディアルバクルという99%クルド人が住む200万人の街にも行っていて、
いずれそこでの体験も書こうと思ってるが、彼らの悲惨な現状は、ここでは筆舌し難いほど複雑だ。
産業や政治と精神は現状の世界では矛盾するものなのかもしれない。
それでも、その生まれた場所や親族状況、つまり目の前の現実から
どうにか這い上がらなければいけない人たちがこの世界にはほとんどだ。
この演奏者オマールも、音楽という武器を研ぎ、コミュニケーション能力を増して、
目の前の世界を変えていってほしい、と祈る。
ともかくティプの迎えがきて、彼の提案から2日間の録音のギャラを約2万円払った。
つまり、パキスタンの平均年収の1/3を払ったわけだ。
あちらでは相当な大金を手に入れたとも言われるが、現地でも音楽家の状況を考えると、
妥当な金額だったのだろう。
そして恒例のティプ邸での夕食。
マトンのビリヤニ!
濃厚。
命を頂いてる感。
夕食後ティプの咳がひどいのもあり、知り合いの薬局まで行って、ついでに金をATMから下ろすのに付き合ってもらう。
https://youtube.com/shorts/WtUjzjW545o?feature=share
バイクの後ろに乗りながら、『現代社会』を考える。
ここペシャワールのATMは必ず護衛がいる。
ライフルを持って。
多くの人たちはクレジットカードとは全く無縁にここで生きている。
『架空』に広がるデジタルの世界に存在する『金』。
それは、それを管理するもの達のものである。
街のATMから金を引き出す者など末端ではあるが、それでもそのデジタル世界と通じてるだけ優位な者だとココでは深く自覚する。
生きる上で、本当に必要なものはなんだろう。
ともかく薬局に着く。
よく見ると『ホメオパシー』!
自分がそれを知ったのは20年以上前、東京を中心に開催されていた『LEFE FORCE』というパーティーをオーガナイズしていた。
MASSAさんからで、その発祥はインドであり、それをヨーロッパの人たちが体系化したとは知っていた。
確かにインドの隣であり、同じ文化圏であるパキスタンでホメオパシーがあってもおかしくない。
でもインド発祥で有名な『ヨガ』の気配はココでは全く感じなかったし、隣国だとしても宗教的にはイスラムであるパキスタンでは、ある意味、
インドに対する深い複雑な心境があり、文化、生活面でも『違い』を出そうとしてる印象だったので、意外だし、とても興味深い。
この薬局のオーナーも英語はほぼ出来なかったのだが、フレッシュジュースを一杯奢ってくれるということで、一緒に外に。
https://youtube.com/shorts/uc-5_tExmqk?feature=share
https://youtube.com/shorts/7cYDldoLgso?feature=share
新大久保と変わらない光景だが笑、
乾いた土地だからか、味が濃い!
変わり者の、物好きで、風変わりの日本人に乾杯!笑
タクシーを呼び、ティプが交渉してくれ、ホテルに。
https://youtube.com/shorts/zTTDtoInwWI?feature=share
この運転手は明らかにラリっていて、笑、
途中友達を拾っていいか、と聞いてきて、まあ、、いいよ、と。
この後どうするのか不明だが、途中の車道での結婚式のバカ騒ぎや、車でかかるアフガンルバーブの音が最高だったし、
撮影した時のこの音は去年リリースした愛染eyezenとの『Toughness』でも使った。
マーシャッラー
https://youtube.com/shorts/RQqC9fP8bA4?feature=share
逆にスーパーに寄って金を崩したいと言って、付き合ってくれたり、
まだここには人情というか、『人』が経済に呑まれていない。
この最近の日本はまるでロボットの様に法律やルールに管理されている。
本来、原初の人間社会では無かったものが、支配する輩の都合で規則を作られ、操られている。
これは被害妄想ではなく、現実にここでは感じる。
神に対しては、絶対服従するが、人間には従わない。
管理社会の中では、ケダモノ感もあるのかもしれないが、
より強い信念と、知性を感じる。
盲目的思考ではない。
生きてるのだ。
旅は続く
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J.A.K.A.M. (JUZU a.k.a. MOOCHY / NXS /CROSSPOINT)
http://www.nxs.jp/
https://linktr.ee/JAKAM
東京出身。15歳からバンドとDJの活動を並行して始め、スケートボードを通して知り合ったメンバーで結成されたバンドEvilPowersMeの音源は、結成後すぐにアメリカのイラストレイターPusheadのレーベル等からリリースされる。DJとしてもその革新的でオリジナルなスタイルが一世を風靡し、瞬く間に国内外の巨大なフェスからアンダーグランドなパーティまで活動が展開される。 ソロの楽曲制作としても米Grand RoyalからのBuffalo Daughterのリミックスを皮切りに、Boredoms等のリミックス等メジャー、インディー問わず様々なレーベルからリリースされる。2003年にキューバで現地ミュージシャンとレコーディングツアーを敢行したのを皮切りに、その後世界各地で録音を重ね、新たなWorld Musicの指針として、立ち上げたレーベルCROSSPOINTを始動。
2015年から始まった怒濤の9ヶ月連続ヴァイナルリリースは大きな話題になり、その影響でベルリン/イスラエルのレーベルMalka Tutiなどからワールドワイドにリリースされ、DJ TASAKAとのHIGHTIME Inc.、Nitro Microphone UndergroundのMACKA-CHINとPART2STYLEのMaLとのユニットZEN RYDAZ、Minilogue/Son KiteのMarcus HenrikssonとKuniyukiとのユニットMYSTICSなど、そのオリジナルなヴィジョンは、あらゆるジャンルをまたぎ、拡散し続けている。また音楽制作のみならず、映像作品、絵本や画集 のプロデュース、野外フェスOoneness Camp”縄文と再生”を企画するなど活動は多岐に渡る。